温暖化対策?2007/05/05 15:35

温暖化対策に関する国際会議の結論が公表されたが、世界のリーダークラスにはこれを実行しようとする意欲がない人が多すぎる。誠に残念ながら「温暖化対策」の意味を変えねばならない。すなわち地球の温暖化は避けられないから、平均温度が5℃上がるくらいのつもりで自衛手段を講ずるしかない。

冬服買うのはもう止めた。今の冬季には夏服を着よう、夏は勿論クールビズを徹底しよう。そうだステテコの復権だ。いや、越中ふんどし一つで戦前は行動できたのだ。そして暑さに耐える方向に体を鍛えよう。食物は腐りやすいので、鮮度に注意しよう。勿論地産地消が大事になる。輸入食品の中には、防腐剤を沢山入れている場合がないかよく調べよう。台風が猛烈になったり、竜巻が起こりやすくなるそうだ。今度家を建てる時は、震度7でなくて風速100メートルで設計してもらおう。などなど

考えているうちに、いやになってしまった。なるようにしかならないか。無荒老は温暖化が大変な事態を引き起こすまで活きていないだろう。まあ次の世代に警告しておくか。

情報漏洩の後始末2007/05/19 13:49

今度は愛媛県愛南町で住基台帳などの個人情報の流出である。これはWinnyの迂闊な使用によるものであるが、民法の規定では「故意又は重大な過失」により他人に損害を与えた場合は賠償の義務があることになっている。既にWinnyによる情報流出の危険性は万人が知っているものであるから、流出した場合は、「重大なる過失」と裁判所では認めるであろう。流出の被害を受けた官庁は、当然その後始末の費用を流出の当事者に請求することが出来るであろう。陳謝の費用、修正の費用、被害を受けた個人に対する費用等々である。また、積算も可能である。被害を受けた官庁は損害賠償の裁判を起こしたらよい。また、そのことをマスコミが大々的に報道すればよい。当然賠償額は多額になるであろうから、取り扱う者はWinnyの使用を考え直すであろう。そうすれば個人情報流出の可能性は大きく減少するのではないか。

サマータイム論議2007/05/23 19:25

サマータイムが論議されようとしている。しかし、サマータイムは戦後導入されたものの3年程で廃止された前歴がある。それだけ人気がなかった制度である。 サマータイム導入論者は、この挫折に関するコメントを明確にし、導入に対する世論の喚起に努めるべきである。 無荒老のサマータイムに関する私見を述べると、時計をいじって強制的に移行するのは愚策と思う。時計はそのままで、各組織の時間割を変更するだけで十分である。9時に始業していた組織は8時始業に変えればよい。官公庁や公共機関がそう変更すれば、民間はそれに応じた変化をするものである。結論だけを述べれば、官公庁が1時間早く仕事を始め、1時間早く仕事を終わればよいのである。そうすれば民間はそれに対応するように自分の時間割を変えるのである。 戦後すぐの導入の時は各家庭に時計は2-3個しかなかった。今は10個を下回らない時計が各家庭にある。これら全てを調整することは、可成りの手間が掛かると言うことも忘れないで欲しい。

ゆとり教育とは何だったのか2007/05/27 15:01

学校週5日制が見直されるという。ゆとり教育の実施に当たり懸念された学力低下という問題点が図らずも大きくクローズアップされた次第である。 一方で学校週5日制を推進した人からの反論は殆ど聞かれていない。すなわちゆとり教育の利点をあげることが出来ないのである。 教育再生会議で、ゆとり教育の見直しを提言することはゆとり教育の誤りを政府として認めたことである。この誤った方式の最大の被害者は、誤った教育方針の下で学んだ子供達なのである。 学校教育の目的は、社会に出て活躍できる基礎を教えることである。ゆとり教育はこの目的を考慮しないで考えられた空論ではなかったのか。