不忠者論-終戦の日に思う2007/08/14 20:19

終戦の日、玉音放送を妨害し、戦争を続けようとした人間がいた。言うまでもなく「不忠者」である。

戦前には、自分の考えを「陛下のお考え」と称して国民に押しつけた連中がいた。終戦を妨害しようとした人間は彼らの流れを汲む者である。自分の考えを「陛下のお考え」と言い続けた連中は、誤った政策を押しつけて日本国土を荒廃された。これが「不忠者」でなくて何であろうか。この説は「明治憲法」に準拠しても成り立ち。

現代史を考えるとき、不忠者の暴走はどうも日露戦争後から始まっているようだ。早めに修正すればよいものを最悪の事態になるまで突っ走ってしまった。

無荒老は外国の判断で「戦犯」を定めることは納得できない。しかし、日本人は国を誤った連中のことは忘れないで欲しい。彼らは日本国民に対する「戦犯」である。誰が「戦犯」であるかは日本国民が決めることである。また、昭和天皇が靖国祭神に関して述べられていたこともこれらの連中が不忠者であることと関係があるのではないかと推察申し上げる。靖国神社は「不忠者」を祀らない性格のものであるべきだ。