テロ特措法2007/09/02 20:05

テロ特措法の延長が問題になっている。これを無荒老の独断と偏見で斬る。

現在までの米国の「テロ対策」は失敗している。また、対策を根本的に見直す気配もない。この状態で日本の支援をすることに意味があるのか?支援する以上何らかの対米発言をゆるさるべきである。無条件で支援を延長してくれでは納得できない。

まずは米国が「テロ対策」を修正することである。このように新しい手段を取り、向こう何年間には日本の支援は不要になるとの明確な約束がなければ、延長には納得できない。

現状では「テロリスト」との知恵比べでブッシュ大統領は負けている。イラクやアフガニスタンの情勢がそれを雄弁に物語っている。アメリカがそれを認識し、戦略に大幅な修正をしない限り、日本が支援してもムダになるだけだ。

現在のように反省しないアメリカブッシュ政権に対してのテロ特措法による支援なら止めた方がよい。もっともアメリカ人の性格として、他人の忠告など受け入れないという側面はあるのだが。

支援のし甲斐のない事業をやるのは税金をどぶに棄てるようなものだ。

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

名前:
メールアドレス:
URL:
コメント:

トラックバック