少子化対策について ― 2007/11/03 18:09
少子化対策では子育て支援だけを見ていたようだが、それ以外に産婦人科医、小児科医の不足が浮上してきた。「産みたくても産めない。」「産んだ後のケアが大変。」
これは厚生労働省官僚の見通しの悪さに起因するものと言える。
厚生労働官僚の見通しの悪さはこれだけではないが、とにかく脳天気である。いろいろな予想に関して必ずといってよいほどもっとも観的な数字で計画を立てている。典型的なお役所仕事である。堅実経営の民間企業は、悲観的予想で計画を立てていることが多い。厚生労働官僚の見通しの悪さは現実のデータが証明している。
今からでも遅くない。少子化担当大臣もいることだし、現在の各種の少子化関連の予想値からもっとも悲観的な数値を選び、それを根拠に対策を立てることである。恐ろしくなるようなものになるだろうが、それだけ現実は厳しいものと考えるべきである。
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