サブプライム問題 ― 2007/11/15 19:03
サブプライム問題が話題になってから可成り時間が経つのに未だ全容が明確でない。
このようなハイリスクの融資話は、損失を少なくする為にいろいろな手が準備されているのが普通と思う。
あらかじめ貸倒率を見込んでおき、それに見合うだけの利息を取る。
十分な担保を取っておく。
自己資金が全くないものには貸さない。必要金額の一部乃至大部を融資するが全額の融資はしない。
債権を証券化して流動化する。
などなどである。
ところが報道されるのはこれで損失がいくら出たとか出そうだという話ばかりである。
世界に名だたる金融機関が損失の実態すら把握できていない。それくらいリスクの大きい融資である。
そのとばっちりでこれに関係ない資産も目減りしたようだ。
せめて損失額でも確定すれば、マーケットは安定に向かうと思うが?
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