中東和平の行方2007/11/27 19:15

ブッシュ大統領は中東和平会議を開催する。しかし、この結果は殆ど期待できない。

イスラエルの政界を代表するのはリクードである。

バレスチナの選挙に勝ったのはハマスである。

この両者は犬猿の仲である。また、和平に関して極端な対立点を持っている。

この両者が今回の和平会議のメンバーであるとは言い難い。

安易に平和会議を開催しているのがブッシュ大統領である。参加メンバーの吟味は不手際ではないか。これに参加している他の諸国もおつきあい程度ではないか。

ハマスとリクードを同じ会議のテーブルに着かせることが出来れば、それだけでノーベル平和賞に値するくらいの功績ではないか。

和平会議の結論をハマス、リクード双方が認めると言うことは現状では考えられない。これでは成果が上がったとは言い難い。また、全ての参加各国の意見が纏まる可能性も薄いと思う。