ノーベル平和賞受賞者ゴア氏の発言 ― 2007/12/11 19:53
過去の経験から見ると、環境保護に最も重要な研究をしているのはアメリカ人である。ゴア氏もその一人と言えよう。
ところがこういった研究を最も無視しているのが当の米国政府であり、特に共和党政権はひどい。
世界1,2位の二酸化炭素排出国である米中がその気にならなければ、他の諸国が如何に努力をしても温暖化は防ぎようがない。ちなみに、この2カ国の排出量の和は、京都議定書に調印した諸国の排出量を上回っている。
この中で中国がトウモロコシからのバイオエタノールを見直す態度を取っているのは食料との関連を考えていると評価できる。この態度を推し進めれば地球温暖化に対する姿勢がもっと積極的になることが期待できる。
「猫に鈴を付ける」とはいうものの付けた鈴をちぎって捨てる猫には処置なして言うものか。
米中がともに早く自分の愚に気付くのを祈る他はないか。
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