最近のspam2008/04/01 19:19

無荒老のブログに最近spamが襲来している。

ところがその意図がよくわからない。何を考えているのだろうか?

spamはトラックバックに入っている。ところが書き込まれている時期はなんと可成り過去のものである。

仮に無荒老が公開しても誰も読まない昔のことである。

では無荒老に読ませたいのだろうか?

タイトルを見るとドラッグの宣伝みたいな気がする。

これは無荒老が社会から排除すべきと考えているものである。

アサブロが参考にすると言っているからしばらくspam扱いにしている。溜まってくると不便なのでそのうちに削除するつもりだ。

無荒史談65-極東日本史(14)-歴史に学ぶべき事2008/04/02 19:15

世の中の事情は理屈だけでは通らない。そこには感情も入っている。このへんが「KY」というべきか。

明治維新以降の日本のリーダーはKYタイプが多かったのではないか。「先進列強」の仲間入りを目指したが、所詮欧米諸国との温度差は残ったのではないか。

「アジアの盟主」を自称したが、肝心のアジア諸民族の気持ちは読めなかったのではないか。

成功の美酒に酔って国力の判断を誤ったのではないか。とにかく背伸びし過ぎと言えるのではないか。国力を実力以上に評価していたのである。

「新勝の栄に酔いしれて、甘き夢路をくりかえし、喜び狂う時ならじ」 とは明治39年の旧制第五高等学校の寮歌である。

「現地人は皆敵に通じている」と日露戦争時のロシア軍将校は言った。ところが10年後に同じせりふを満州で日本軍将校が言っているのである。

ナイスショットはスイングだけではない。スタンスを誤れば勢いよくOBに向かうのみである。

日本の指導者達は、歴史から学ぶ道を知らなかったと言いたい。

極東日本史終わり

暫定の意味2008/04/03 19:09

法律には「暫定」とか「臨時」と言え名前の付いたものがかなりある。こうゆうものは何らかの理由で「暫定」とか「臨時」とか言う名称が付いているのだ。

その一つは短期間に適用するだけで法律の目的が達成されるというものである。これならば話はわかる。一時的な負担で効果が上がれば国民は納得できるであろう。イラク特措法がこれに該当するといえるかも知れない。ところがこの法律はアメリカが無様な政策を採った為にだらだらと続けざるを得ない羽目になっている。

もう一つは、試用するものである。しばらく実施してみてその結果で逐次改良してゆく性格のものである。これは産業振興に関する法律に多い。実施の結果で法律を改善してゆこうというものだ。これは成功した事例が多い。

ところが今の国会で問題となっているものはこのどちらにも該当しないのではないか。10年以上も同じ様な内容で「暫定」や「臨時」では国民に説明のしようがないのではないか。ガソリン税や「思いやり予算」がこれに該当するのである。

この辺をしっかりと整理しなかったツケが今出ている。政府、与党や官僚は何をしていたのか。怠慢としか言いようがない。

無荒史談66-院政の上皇達2008/04/04 19:09

院政を行った数多くの上皇がおられる。その理由も治世もさまざまである。この方々について考えてみたい。

取り上げるのは次の方々である。

持統上皇-自己の子孫に皇位を継がせる為の院政

元明上皇-自己の子孫に皇位を継がせる為の院政

元正上皇-自己の弟の皇統を繋ぐ為の院政

孝謙上皇-一時的な天皇の仕事に飽きた為の院政

後三条天皇-院政は実質的になされなかったが、平安末期院政の考案者

白河法皇-平安末期院政の初代

鳥羽法皇-平安末期院政の大成

後白河法皇-平安~鎌倉過渡期の院政

後鳥羽上皇-鎌倉初期の院政

後嵯峨上皇-両統並立の遠因となった院政

後水尾上皇-江戸幕府に対抗して皇権の樹立に尽力

後桜町上皇-皇統断絶の危機に対応した女帝

光格上皇-明治維新の前の時代の院政

院政時代と言えば、白河法皇から後鳥羽上皇までの4代をさすが、院政を行った上皇は少なくとも以上の方々である。この外にも院政を行った方はおられるが歴史上重要な方として上記の方を上げる。この中には極めて重要なことをなされた方がられる。天皇家歴代の中でも名君と言われるべき方が多い。しかし、中には暗君と言われても仕方がない方もおられる。

もう一人付け加えたかった方がおられる。北朝の光厳上皇である。足利幕府の成立に根拠を与えた方である。残念ながら無荒老の腕では前に取り上げた「歴代の中で疎略に扱われた帝」以上に上皇に関するデータを集めることが出来なかったので割愛せざるを得なかった。どなたか文献を示して頂ければと思っている。

トラックバック受付中止2008/04/05 14:30

無荒老人の放言録は最近悪意あるトラックバックspamの攻撃を受けています。

この為やむを得ずトラックバックの受付を中止しました。

いずれ時期を見て再開します。

トラックバックspamは可成り以前のブログに書き込まれており、公開しても見る人はいないと思われるのですが、執拗に書き込まれています。削除するのに手間が掛かる為、受付中止に踏み切りました。