社員使い捨て時代2008/07/20 19:10

最近の労働問題を見ると「社員の使い捨て時代」になったとつくづく思う。

心なき経営者はマニュアルと責任とだけを与え、ノルマ達成するようにこき使うのである。多分改善提案権などないであろう。社員がその労働に耐えられなくなれば、お払い箱とするのである。

かって日本が成長していた時代はそうではなかった。マニュアルを変更する提案権が労働者にあった。責任は使用者が持つのが当たり前であり、雇用者はたとえ管理者であっても全責任を問われることはなかった。そういう職場は活力があったのである。

労働者がマニュアルの改善提案権を持つと言うことは、労働者の自己啓発に繋がり、企業全体の繁栄をもたらすのである。

マニュアルの固守を要求し、権限なしに責任だけを与えることは社員の使い捨てにつながる。長い目で見れば、企業は競争に負けるのである。

一部の心ない経営者よ。社員の使い捨てはすぐ止めよ。