アメリカの対策は及び腰 ― 2008/10/13 19:24
今回の金融危機で、ヨーロッパ諸国は金融機関への公的資金投入に踏み出している。日本は与野党一致して対策の法制化をもくろんでいる。
このように多くの先進国では対策を急いでいるにも拘わらず、今回の金融危機の火元であるアメリカの対応は歯切れか悪い。
この状態が放置されるとすれば、次なる事象はドル安であろう。
ウオン安に悩んでいた韓国でもウオンの値上がりが見られるのではないか。その他の国でもドルに対して自国通貨が上昇するであろう。
アメリカ政府は国民に対してどんなに状況が深刻なのかを理解させるべきである。さもないと世界経済は「アメリカ抜き」を真剣に考慮するようになるであろう。
最近のコメント