リスク-幻想と現実 ― 2008/11/01 19:01
今回の金融危機に思うこと。
サブプライムローンはハイリスクハイリターンの商品である。
これを証券化するときにローリスクのものと一体化して商品化した。
これでリスクが軽減されるというのは幻想であった。
現実はハイリスクを組こんただけでその商品はハイリスク化したのである。
今世界中で証券の損失が計上されているが、住宅のサブプライムローンの何十倍という価格であろう。
今の金融の仕組みではハイリスクの破綻が次々と増幅するようになっていることは現実の示すところである。
一箇所の破綻が他に及ぼさないような仕組みを作るべきである。これが今回の危機の最大の成果としなければならない。
コメントをどうぞ
※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。
※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。