無荒史談138-日本仏教物語-一揆の時代 ― 2008/11/02 19:13
戦国時代に話は飛ぶ。武士階級の争いから下克上の時代へと世相は急速に変化する。この中で民衆が宗教特に浄土真宗を軸に結集し武士と対抗して領国化を進めていく。つまり武士の領地でない宗教王国が成立するのである。
「厭離穢土欣求浄土」のスローガンの元、宗教の為に死ぬことを厭わぬ民衆は武士階級を手こずらせた。戦死した戦国大名もいるほどである。この事態に厳しく対応したのは織田信長である。彼は宗教一揆を徹底的に滅ぼした。一人残らず殺そうとした戦もあるほどである。その結果一つまた一つと宗教一揆は滅びていく。信長はまた、僧兵にも厳しく延暦寺の焼き討ちを敢行している。
最後は大坂の石山本願寺である。さすがの信長も此処は苦労した。最後は朝廷まで担ぎ出して和睦した。しかし、本願寺は大坂の本拠を明け渡すこととなり、一揆の時代は終わることとなった。
本願寺は勢力を失い。次の徳川時代には東西に二分させられる羽目となる。
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