麻生総理又失言 ― 2009/02/06 19:05
郵政民営化についての発言は又かという気がする。
日本国内での失言は繰り返すだけ支持率が落ちるだけだから自業自得と言うべきであろうが。仮にこれに類することを国際社会の場で発言されたら一大事である。
無荒老はそのような発言がないか戦々恐々としているのである。
日本の景気回復 ― 2009/02/07 19:44
日本の景気回復に金のさらなるばらまき-政府紙幣-などが言われているそうだ。
「ばらまき」すべきは金ではない仕事なのである。
公共工事と言えばすぐに土建が浮かんでくるが土建以外でも公共工事の分野はあると言えるのである。この際公共工事の多発には目をつぶってもよいのではないか。
日本政府としては仕事を増やすのが大事なのである。「定額交付金」で幾ばくの金をもらうよりも額に汗して稼ぎたいのが国民の本心だと思う。
日本は輸出で食べているのである。海外での消費拡大で日本の輸出につながるのであれば、いろいろな手段で他国の経済復興を支援することも政策の一つであろう。これも産業の復興に役立つのである。
「急がば回れ」である。目先の一時的な金よりも安定した仕事が景気回復には必要なのではないか。
無荒史談170-日本の戦-第1次世界大戦 ― 2009/02/08 19:17
日本は日英同盟を理由に第1次世界大戦に積極的に参戦した。ところが戦闘の内容を見ると実効ある物は少ないのである。
青島や南洋諸島などのドイツ勢力の接収は正当な物である。
地中海への艦隊派遣と輸送船護衛も正当な行動と言える。
ところが度重なる要請にも拘わらず、欧州戦線には一兵も送っていない。冷淡なものだ。
一番熱心な仕事は、欧州列強が大戦の為に極東まで手が回らなくなったことに便乗して中国に無理難題を押しつけることであった。
この時のツケはその後尾を引いてくる。1.地上戦での装備改良が遅れる。精神的な物のみが強調されるようになる。竹槍で刃向かうことにつながる。2.アジア諸国民が日本に対する不信を決定的なものとする。第2次大戦でその不具合が実証される。3.陸軍軍人を中心とするテロリズムによる政権支配が進行する。4.民族自決の思想が提案されたが、日本にとり不利な箇所は実行しなかった。なお、この思想が実行されたのは旧オーストリア-ハンガリーの解体のみではあったが。
この頃より日本軍の教育は精神的なものが主流となっていく。その後の戦闘では兵士のレベルでは勇敢に戦い、敵を恐れさせたが、兵備の不備はどうしようもなく、敗戦につながっていく。
「渡り」対策私案 ― 2009/02/09 19:00
「渡り」が問題であることの第一は、その都度莫大な退職金をもらっていることである。
この対策として提案するのは過去に渡りを行った法人に対して補助金を大幅に減額することである。これは送り出し、受け入れ双方に適用すればよい。
更にこれらの法人に対する借入に対する政府保証を止めることである。
付け加えるならば、債務超過となれば容赦なく解散すると言うことを明確にすることである。
言うなれば兵糧攻めで「渡り」をやるための財源をなくすことである。これで浮いた金を有効に利用する施策は山ほどある。
「天下り」対策私案 ― 2009/02/10 19:10
天下り」の対策は事後の評価システム完備すればよいと考える。
天下りした人物を試用期間と本採用とに分けるのである。一定の基準に合格すれば本採用としていかなる制約も受けないが、試用期間の人物に対しては種々の制約を設けるのである。
本採用となるには一定期間の業務の後中立の審査機関でその会社の取締役相当の実績があることを審査し、それに合格することが必要である。単に出身官庁との交渉だけでは実績を認められないようにすればよい。試用期間中の年俸は官庁在籍時の7割程度の上限を設けることが必要である。更に一定期間のうちに本採用にならなければ退職金なしで解雇されねばならぬ。
試用期間中の人物を雇用する企業には随意契約は認められない。また、試用期間中の人物がいない企業を含まねば競争入札は成立しないものとする。
これは民間において能力を発揮できる人材のための救済手段である。一律に「天下り」排除でその能力発揮の場を失う人材にとっては歓迎すべきであろう。そして単に官庁から民間に押しつけるだけの人物を排除するのである。
当然この対象は一定以上の地位に当たる人物である。低い職種の人物は除外されるのは当然である。
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