定額給付金の無荒流使用法 ― 2009/03/06 19:06
無荒老の見解では「定額給付金」とは政府から強制的に貸し付けたものと思っている。
2兆円を国民に貸付、将来の増税でもとを取るのである。と言うことは経済学の原則からいえば利子を取るのが当然であり、増税による回収額は2兆円プラス利息分となるのである。尤も便乗して増税になるであろうが。
このように国民に負担を押しつける政策を見ると他に2件思い浮かんだ。一つはデジタル放送に伴う機器購入でありもう一つは住宅に対する火災報知器設置の義務化である。
今回の給付金の額はデジタル放送に対処するにはどう見ても足りない。火災報知器に対するにはまずまずの額である。
どうせ強制されるというので火災報知器設置に定額支給金を充当することとした。まあ義務化するのに資金貸し付けをしてもらったと思うことにした。
--これをみんなが実行したら、定額給付金で潤うのは電機業界になってしまうが--
これから見るとE-taxによる税額控除は必要経費を持つからこちらを採用してくれと言うので理解できるが、定額給付金で火災警報機を設置するのは金利負担だけ余分と言える。
支給されるものは何らかの形で使わねばならない。やれやれ。
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