21年度補正予算編成の前に-このままでは閣僚が持たない ― 2009/03/26 19:06
予算成立を目前にして早くも補正予算が話題となっている。
今の経済の下では補正予算は必要とは思うが、何しろ内閣に問題が多すぎる。
中川財務大臣の辞任に続き今度は平田財務副大臣の辞任である。そのうえ二階経産相は西松疑惑で業務に集中できない危険性がある。
つまりすべては与謝野大臣にしわ寄せがいくことである。如何に有能であってもこのご時世では激務に過ぎるのではないだろうか。与謝野大臣は国際的に経済問題解決のために手を取られることが目に見えている。
この際麻生総理は経済関係閣僚を中心に内閣改造が必要と思われる。財務大臣と副大臣は補充し、経産相はスペアを準備しておく必要があるであろう。さもなければ補正予算は官僚の作文となり、政治主導とは言えないものとなってしまう。
仮に有能な自民党議員でこの際入閣しようという人物が居なければ、総理は内閣を投げ出さねばならぬ。それだけ総理の指導力はないのである。
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