地球温暖化-責任のある「先進国」とは ― 2009/03/30 19:00
地球温暖化に関する国際会議が開催されている。
ここで常に問題とされるのが「先進国」と「途上国」の関係である。
無荒老は思う。現在温暖化ガスを多量に排出している国は、国力と言い技術力と言い「先進国」の仲間と考えるべきである。
最大のアメリカは先進国として行動しているが、中国やインドは今なお「途上国」のふりをしている。
この2国は国力から見て「先進国」として扱うべきである。単に自国の利益を守るために「途上国」のふりをしているのである。
かって日本は無理をして「先進国」の仲間入りを目指してきた。ところが中国やインドは無理をして「途上国」に踏みとどまろうとしているのである。
今回アメリカは大統領の交代を気に重い腰を上げる気になったようである。中国もインドもこの際「先進国」として行動すべきではないか。各国際機関もこの両国を「先進国」として処遇すべきであろう。
この2国が他の先進国並みに地球温暖化に率先して取り組まない限り先の見通しは暗いのである。
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