北のミサイル-ロシアの提案を拒否する- ― 2009/04/26 19:02
ロシア外相が北の人口衛星を打ち上げることを引き受けると提案したという。
ロシアはこの前の発射が人口衛星にはならなかったことを把握しての発言であろう。ところがこの提案を北朝鮮は拒否していてる。
北にとっては「発射」そのものに意義があるのである。アメリカに対する切り札を獲得したというのがその底辺の意識である。
しかし、これは幻想であろう。1発撃ったら100発の報復を受けることは目に見えている。
それでも北朝鮮は瀬戸際政策を採らねばならないのである。瀬戸際政策が「張り子の虎」であることは常識であろう。
これから考えるのは、瀬戸際政策で国内に緊張をもたらす必要があるという国内情勢であるのではないかと言うことである。準戦時体制にしておかないと他国の国民の生活水準が自国と比較される事態となるは避けたいのである。
自国の生活水準が世界の水準から見て最貧国と言われるレベルであることが国民に周知されたら現政権は持たないのである。政権が言う「強盛大国」は幻想であることが判明するのである。
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