国債増発-そのツケの増税は誰が払うのか- ― 2009/04/28 19:02
今年度の補正予算が閣議決定されたそうな。
その中には国債の大増発が含まれている。また、いわゆる埋蔵金も枯渇したらしい。
100年に一度の危機と言うことで実施されるわけだが、そのツケは100年に一度の増税で賄わなければ始末が付けられないのである。それを払うものは無荒老のような後期高齢者でなく今の若者以下のクラスではないか。
今回の補正予算で利益を得たものは率先してそのツケを負担する覚悟でいて欲しい。それでこそこのピンチを乗り越えるものの意地であろう。
また、官僚も大いにツケを払うのに寄与すべきではなかろうか。中央官庁も身を切る経費削減をすべきなのである。ところが中央官庁ほど経費節減に不熱心なところはないのである。これを実現させるのは政党の力をおいてはない。官僚の言いなりに金-特に一般経費-を出す政治家は要らないのである。
無荒老はほぼ平均寿命の年であるから、今回の増発国債のツケを払うことは少ないであろう。しかし、子孫にとって増税は負担となるのである。定額給付金の回収の負担は無荒老ではなく、子や孫がしてくれるのである。
最近のコメント