幻の高齢者-しかし、年金詐取は許せない2010/09/04 18:47

日本各地で「幻の高齢者」が続出している。つまり完璧を誇った日本の戸籍にも「万が一」=つまり総数で1万人程度-のミスがあったということである。これだけならば単なるご愛敬として片づけてもよい。後は法務省の方でゆっくりと片づければよい。

しかし、許せないのは年金詐取をした連中である。死者は恐らく弔いもされていないであろう。可哀想に!

年金詐取を防止するために一つの提案をする。それは健康診断と介護診断を利用することである。

高齢者健康診断は義務化されているが受診しない場合のペナルティはない。これを年金受給の必須要件とするのである。これは確実に年金受給者の確認につながる。

これでカバーできない要介護者は介護業からの確認で代用できるであろう。在宅介護を含めれば多分カバーできるはずである。

これは支給に関して毎年行われる「現況報告書」を発行する時にこれらの機関からの連絡がない限りこの書類を発給しないとすればよい。それは則年金停止につながるのである。

とにかく年金詐取は出来ない様な工夫をする必要があろう。対象となった死者こそ哀れとしか言いようがない。