村木裁判その2-検察は国家的損失をどう考えるのか ― 2010/09/11 19:00
村木裁判は検察の完敗に終わった。可成り無理なストーリーで「被疑者」に承認を迫った様である。
このようなことで実は国家的な損失が大きいことに検察は考慮を払うべきではないか。
現在国家多難な時である。この時期に冤罪で次は初の女性事務次官と囃された優秀な官僚を1年強もその職から遠ざけたのである。
これは国家にとり目に見えない損失をもたらしたのではないか。
無理筋を通そうとしたことが国家に大損害をもたらしかねないという事例である。検察はこの点を反省すべきではないか。「何故無罪となったか」などにこだわって事件の最終解決を「検察の面子」のみで判断すべきではないだろう。
これを反省しない検察官は次の人事異動で特捜から交替させるべきではないか。これは政府=法務省の役割である。何も党利党略とは言われないと思う。そういう人は党利党略にとらわれている人ではないか。
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