小沢氏証人喚問-議院証言法を勉強したら ― 2010/11/01 18:52
小沢氏の議会への喚問問題が騒がしくなっている。ところがこれが実現してもたいした意味がないことを与野党ともに忘れている。
例え証人喚問しても訴追の対象となっている事項は議会証言法第4条で証言を拒否することが認められているのである。
つまり小沢氏は色々追求されても何も答える義務がないのである。証人喚問しても何も新しい事実が出てくることはないのである。
小沢氏としてはどのような形であれ何もしゃべる義務はないのである。
ところでこの事件がどの程度の罰則があるかについてはあまり議論されていない。多分有罪としても軽微なものではないか。極論すれば禁固半年以下しか求刑が出来ない様な気がする。
一方で司法の裁判開始の遅れも気になる。早く決着を付けるべきではなかろうか。騒いだ割に刑が軽いというので遅延しているのでは無かろうな。
北方領土-帝国主義の論理は厳しいのだ ― 2010/11/02 18:46
『北方領土』はロシアの論理からすれば「第二次大戦で日本から奪い取った正当な領土』である。それが以前日本固有の領土であったことなど関係ないのだ。これは帝国主義の立場からすれば当然な論理である。
ここで帝国主義というのはレーニンが指摘した資本主義の結果ではない。東は周王朝、西はバビロン・エジプト以来の古典的な帝国主義なのである。建前では第一次世界大戦後の清王朝,オスマントルコ、帝政ロシアの崩壊で終焉したと見られていたがここに来てその亡霊が復活したとのキライは否定できない。ロシア以外にも中国もそうである。
帝政ロシアは清国から外興安嶺以東の極東をどさくさ紛れに略奪したのではないか。第二次大戦でソ連は千島をどさくさ紛れに奪取したのである。そしてそれは戦利品として正当化しているのである。
アメリカは小笠原諸島や沖縄を日本に返還した。これは例外とすべきであろう。無荒老は敗戦時には沖縄も小笠原もアメリカ領となりかねないと覚悟していたのである。その時の多くの人はそう思っていたのではないか。
多分アメリカは日本の利用価値を考えて小笠原や沖縄を返却してと思う。その結果は成功したと思う。
帝政ロシアの構想はその後ソ連を経て現在のロシア共和国に受け継がれていると思ってまず間違いない。
領土問題-一部に不謹慎な言動がある様にみられる ― 2010/11/03 18:58
領土問題で重要なことは国民が一致して正当性を主張することである。これには誰も異論はあるまい。
ところが現実を見てみると当事者を非難し足を引っ張ることをしていてるとしか見られない行動が散見される。
また、批判したり非難しているが建設的な意見を全く述べていないフシがみられる部門もあると思われる。
国内世論が分裂していると思われる様な行動がある時、相手国は増長するのである。
当事者に注文を付けたい気持ちはあるだろうが、ここは国民全体が一歩も引かないという基本線を優先して行動すべきではないか。
性犯罪者の出所-精神状態のチェックが必要ではないか ― 2010/11/04 18:59
少年少女に対する性犯罪者の再犯率が高いことが示された。再犯を犯す犯罪者はどこか精神的な障碍があるものと見なされるのではないか。
となると刑期などだけを見て出所させるのはおかしいと思う。
出所の条件として精神科医の所見が必要ではないだろうか。
精神科医が診ておかしいと思えば刑期満期でも出所させるべきではないだろうか。このような条件を判決に取り入れる事が必要と思う。
再犯は被害者のみならず加害者である当人にとっても不幸なことである。精神的に再犯しない状況で初めて社会復帰させるべきではないだろうか。
再犯の可能性が高い状態で出所させない工夫が必要と思う。
重要情報漏洩-ネットの怖さを思い知るべきである。 ― 2010/11/05 18:56
国際テロ関係といい、尖閣ビデオといい、重要情報が簡単に漏洩する時代である。
しかも一度漏洩すれば一挙に全世界に知れ渡る状況なのである。流出はあるものと考えて対策を取ったほうが良いであろう。
重要情報は暗号化、パスワードなども合わせて管理すべきであろう。動画などはスクランブル化も必要ではないか。しかもこれらとて完璧とは言えないのであることを認識すべきであろう。
まずはネットと接続しないコンピューターの利用を見直すべきであろう。インターネットは便利ではあるが漏れやすいのである。スタンドアロンに徹すれば少なくともネット上に流れることはないのである。
インターネットは便利ではあるが危険も又多いものとして取り扱うものという大原則を忘れてはならない。
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