東電へ-安全第一という事-信頼回復のために2011/04/29 18:40

まず言いたい事は、自社の従業員の安全確保が出来ない企業に周辺住民の安全を守る事など出来ないという事だ。

最近の被爆報道を見る限りこの企業は自社の従業員の安全すら確保出来ていないのかという恐れを抱きたくなる。まして周辺住民の安全など考慮の範囲外ではないかという事だ。

企業の最重要項目として「安全第一」が挙げられているのは周知の事である。安全なくしては企業は繁栄しないというのが理論的にも経験的にも証明されているのだ。

まずは被爆量の管理を確実にする事だ。キチンと出来なければ作業員の確保に障碍が出て作業員の確保すら困難になるのだ。これが東電の幹部に分かっていないのではないかという気がする。

自社の関係者の安全があやふやでは周辺住民が東電の行動に疑問を持っても仕方がない。

「安全第一」とは危険な作業を人身事故無く完了するために知恵を絞るという事である。

最近の用語を借りればハイベクレルの現場でローシーベルトで作業するという事なのだ。つまり、高放射能の場所でも被爆量が極めて低いという事を考えておくべきなのだ。

現場の安全が分からないと今後の工程に重大な影響を及ぼしかねないのだ。