中国鉄道事故-「拙速を尊ぶ」か「石橋を叩いて渡る」か ― 2011/07/24 18:48
今回の中国の列車事故ついて被害者の方にお見舞いを申し上げる。
技術というものは「拙速を尊ぶ」か「石橋を叩いて渡る」か見極めが重要なのである。これを間違えるととんでもない事になりかねない。
今回の事故を無荒老なりに考えると「拙速を尊ぶ」を優先して「石橋を叩いて渡る」事をしなかったためであろう。
この両者のどちらかを取るべきかはケースバイケースで異なるのである。しかもその判断を見誤れば大変な事になりかねないのである。
中国政府は今回は石橋を叩くべきであったろう。それが変に自国技術の優位性を言い立てて厚かましくも国際特許申請などしたがったのが最大の事故原因では無かろうか。
中国はもっと技術の仁義をわきまえるべきではないか。「仁義」の本家は勿論中国なのである。
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