好景気で増税-捕らぬ狸の皮算用だ ― 2011/09/01 19:05
今でも何人かの政治家は「好景気になるまで増税しない」と言っている。
失われた何年といわれるように日本にしかるべき景気は来ていないのだ。政治がこれを打破するだけの智恵があればとうに景気はよくなっている。
要するに今景気好転の政策など見つかっていないのだ。
高度成長期には確かに政府・日銀の策が景気回復に有効であった。ところが「失われた」時代になるとこれらの「策」が効果を発揮しなくなったのである。
現行の低い成長率の下で財政再建と震災復興をしなければならないのである。この現実を政治家も金融当局も考慮して欲しい。
とにかく不景気を恐れていては何もできないのである。いや、国民負担の増加も予想される不況よりも少ない影響をもたらすような予感すらする。
コメントをどうぞ
※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。
※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。