金融緩和-景気回復に対する効果が無くなったように感ずる ― 2011/10/01 18:36
可成り昔の話であるが、財政当局なり中銀が金融緩和の措置を執った時、景気回復が見られたように感ずる。
ところがここに来て金融緩和の措置が執られてもほんの数日に限るのではないかという状態だ。
悪く言えばマーケットは当局がせっかく処置を取ったのであるからとりあえずおつきあいしようと言うくらいではないか。
現在お金はだぶついている。これ以上金融緩和しても有難味がないのではないか。
金融緩和が先進諸国では消費拡大に結びついていないのではないか。
つまり先進各国では消費行動に変化が出たのではないか。
マーケットは以前として金融緩和を求めているようだが、これは別の思惑があるのではないか。現に新興諸国では資金の急速な移動による為替問題が浮上しているのである。これが過剰な市中資金に依るとも言われている。
消費者は浪費を止めていると見るべきであろう。浪費が景気と思っていては一大事なのである。
ではどうすべきか、これは他ならぬマーケットが考えるべきではないか。今までのように他力本願のマーケットから自分で景気を創出する工夫のあるマーケットに変身すべきではないか。
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