TPP-枝野発言、前原発言2011/10/23 19:06

TPPに関して今日は二つの考慮すべき発言があった。

まず枝野大臣である。今まで国際競争力が弱いと見られた農業分野で国際競争力強化支援の発言があったことである。

無荒老は平生農業関係者のTPP拒否発言にいささか不満を持っている。TPP反対者は国際競争力向上のための努力をしなかったのではないかという感じを持っている。

現にいくつかの農民は国際競争力を付けているのではないか。前には麻生総理の「アルツハイマー失言」があり、今回は風評被害で米の輸出が出来なくなった人の話が伝えられている。米ですら国際競争力があるのだ。

これはほんの一例であろう。国際競争力を付けるための努力をしなかった人々が今もTPP反対を唱えているとしか思えないのである。

前原氏の意見は妥当なものである。無理な解放要求を拒否し、相手の無理な保護要求に対処するためにこの姿勢は必要である。

交渉参加=妥結に参加ではないことは理の当然であろう。この姿勢を貫けば日本に有利な結果が出てくるであろう。

一次産業分野は不利といわれているが逆襲することに知恵を絞るべきであろう。