農業振興-農水産品輸出大国を目指すべし2011/11/13 18:51

日本の農業は農協にしても農水省にしても内向き過ぎるのが致命的欠陥ではないか。

日本は人口がこれ以上増えない。しかも高齢化するのである。これは農水産物の消費のパイが縮小していくのは理の当然である。

無荒老の体験から見ても、加齢と共に食糧の消費は減るのである。

つまり日本の農水産業に取り国内市場は伸びることはないのである。これは「幼稚園児でもわかる」ことではないか。[アルツハイマーとなど言わないよ]

日本農業の活路は輸出を目指すべきではないか。このところ先進的な人々は日本農業が国際競争力が十分であることを示している。しかも。異常な円高の下でもだ。

農水省も農協も輸出推進の部署を強化すべきではないか。勿論輸出となれば経産省がしゃしゃり出てくる。日本官僚の縦割りの悪い例だ。

民間ではこのような時には綺麗に棲み分けが出来ているのだ。これを官庁に当てはめると、どんな農産物が売れるかを調べるのが経産省の役目でそれを創り出すのが農水省の役目となるが。

そんなことは政治が解決すべきであろう。要するに日本の農業は高級食材の提供に関する限り国際競争力は強いのではないか。

限られた、将来拡張が見込まれていない国内市場をよりも可能性のある国際市場を相手にすることが日本農水産業のやるべき道ではないか。しかも日本の高級食材は十分に国際競争力があることを多くの先進的な人々が実証しているのである。

日本が高級食材市場を軸として農水産品の輸出大国となることは可能と思う。

輸出量は食糧自給率に反映して考えたらよい。一部の品目は輸入してもそれ以上の輸出があれば食糧自給率は上がるという計算をすべきと思う。