大器晩成-2場所続けて日本人大関誕生 ― 2011/12/01 18:29
琴奨菊関と稀勢の里関が相次いで大関となった。遅ればせながら祝意を捧げたい。
この二人は偶然にも同じ様な師匠に見いだされ、指導を受けている。また、師匠と同じ様な経過をたどっているようにもみられる。
師匠と言うべきは横綱琴桜と横綱隆の里である。ともに長い間の努力の積み重ねを経て横綱まで昇進した。一時は綱を締めることはないと見られた人達である。力士寿命の終わり頃に横綱となったため在位期間は短かった。ともに不知火型の手数入りであり、「不知火型短命説」の引き合いに出される横綱であった。
両新大関とも入門当時から有望力士といわれながら、大関の座を射止めるのに可成りの期間がかかっている。「万年大関候補」と言われかねなかったのである。
ところが昨年頃から「化けた」と思って良いだろう。大器晩成と言えるのではないか。まだまだ強くなる可能性が出てきてフアンを楽しませるのではないか。
望むらくは師匠より少しでも若く綱を締めて欲しいものだ。精進と健闘を期待します。
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