WTO-ドーハラウンドギブアップ ― 2011/12/18 18:41
当然のことだろう。もはや全世界の共通に行える自由化案件など残っていないのだ。
今後は一部の國で行える地域的な自由化(例TPP)が残るだけだろう。しかもそれにも限界が露呈されるであろう。
選挙で政権が選ばれる国々では、国民の一部でも自由化反対があれば条約締結は困難なのだ。
選挙を経ない独裁政権でも、自由化で国民の不満が高まるとすれば妥協は出来ないのだ。
貿易自由化は出来るものは全て終わったと見てよいのではないか。後は国家のエゴでどのくらいのことが出来るのかである。
貿易条件はギブアンドテイクである。日本が解放するならそれだけの自国の開放を提供できなければ応ずる必要などないのだ。
今回のTPPにしても米国がどのくらい対日解放するかで゜日本の開放度を考えてもよいと思う。
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