天皇誕生日-皇室典範は全ての問題を洗い出すべし2011/12/23 18:51

今日は天皇誕生日である。参賀の席に秋篠宮真子様が新規に登場されたそうである。

ところで女性宮家創設など皇室典範の見直し論が出てきた。しかし、この際全ての問題を取り上げておく必要があろう。

皇室典範は制定時と異なる想定外の諸問題が出てきたのは事実である。

今上陛下の孫の世代まで見て悠仁親王お一人と言うことは恐らく想定外であったであろう。

皇室も高齢化しており、お近くで見ておられる秋篠宮より今上陛下の過労状態をみて「天皇定年論」が提案されるほどである。これも想定外であろう。「天皇は崩御するまで公務に携わる」のである。

現在の皇室典範にはいろいろな欠陥があることがこの2点からも伺われる。他にもないかを洗い出す必要があろう。

第1に「皇位継承すべき男子皇族」がいなくなった時の規定がない。

第2に天皇が高齢化し、全ての公務を遂行するのに不自由を感じられた場合の規定がない。全く出来なくなった時の摂政の規定があるが、一部を補助できる規定はない。

他にもあるのではないか。改訂するのなら小出しにせずに全面改定とすべきであろう。

また、皇室典範は法律扱いであるが。建前からすれば国民投票とすべきではないか。

また、国民の意見を幅広く聞く手続きが立案前に必要であろう。現状では「声の大きい」人物の意見がまかり通ってしまうのだ。