消費税15%-議論には他の税金も考慮しろ ― 2011/12/24 18:35
今度は仙石氏から消費税15%が出てきた。提案はよいが論拠をもっと明確にして欲しい。
とにかく現在国民が欲している政府支出と国民が負担している金額との間に可成りの乖離があるのは明白なのだ。
政府(=官僚)は最少の経費で効率よく目的達成する義務があるのは勿論であるが、それを考慮に入れても税収は不足すると思って間違いないだろう。
ただ、増税する場合、消費税のみに頼るのはおかしいと思う。所得税や相続税なども見直す必要があるのだ。
特に所得税の場合、現行のシステムで利益を得ているものは、そのシステムの維持のためにより多くの負担をすべきだというのが無荒老の論法である。
これは国内外を問わずである。外国人はまず多めの税金を払った後に確定申告で還付するようにしたらよいのだ。
ちなみに増税は不況を伴うと見てよいのだ。増税+不況が必要なことを国民に周知する必要がある。それを国際的に理解させることも必要なのだ。
いや、全世界で不況に突入することも覚悟して行動しないと今の世界経済の閉塞状態を一度解決することは出来ないのではないか。
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