初日は雨-今年は渇水はないか2012/01/01 17:49

初日は朝からぱらぱらと。近くの丘に上がるのを中止。前回の渇水持は一天くまなく晴れていたが、その後は雲が良く出ていて渇水はなし、今年も断水の心配はないか。

初詣で昨年は「大吉」だったがその御利益はなかった。今年は「末吉」である。逆によいことがあるかも知れない。

年寄りはまあまあ余生を楽しむこととしよう。

言いたい放題は明日からに。

景気好転の基準-高望みしては何時までも好景気は来ない2012/01/02 18:40

公的には好況不況に関する一応の基準があり、それで「景気の山」「景気の谷」などと表現されている。

ところが「好景気と言うが実感できない」という批判がしょっちゅう出てくる。特にマスコミがお先棒を担ぐのだ。

では「実感できる好景気」とはどのレベルだろうか。まさかバブルを期待しているのではないだろうな。

ありそうにないレベルでなければ「好景気」とは言わないのでは改革する財源が無くなるのである。現状の経済レベルより大幅な好況でなくては国民に負担を求める施策が取れないとすれば、それは永久に来ない可能性もあるのである。

この30年の「失われた時代」は今後解消することは考え難いのではないか。自民党政権時代からの宿題である。しかし、誰も解決策を見いだすことは出来ていない。

1%成長でプライマリーバランスを達成することを考えねば日本は破産しかねないことを理解すべきではないか。一時的な「不景気」を覚悟しなければ物事は前進しないのではないか。

一旦国債残高を低水準としない限り思い切った政府の施策は採りづらいのではないか。

TPP-一次産業の国際化に対応すべきだ2012/01/03 18:50

日本農業のリーダー達はあまりにも守りに徹しすぎる。守るだけでは勝てないのだ。攻めることを考えることを今年から重要視して欲しい。

日本国内マーケットの食事の総量は減少することはあっても増加することは見込めないのだ。

人口は増加しない。減少するであろう。高齢化社会は一人あたりの食料消費量が減少することに繋がるのだ。つまり国内のマーケットは縮小するのだ。

日本農業は国内の縮小傾向の中でのパイの取り合いをしても全体として成長することはないのだ。

日本農業の成長のためには食品の輸出を増加することが必須ではないか。それを達成するためには他国農産物にも門戸を開く姿勢が要求されるのではないか。

現に米ですら輸出されているのである。つまり米ですら国際競争力があるというものだ。

世界で食糧の味や安全性を重視する人々が2割=14億人いるとしよう。その中には1億人強の日本人がいるだろうが。この人々をマーケットにして市場開拓をすることは日本農業の実力からしてそう困難とは思えない。

外国農産物の輸入量よりも日本農産物の輸出量が多くなるにはどうすればよいか。今から考えても遅くない。これは自給率が100パーセントを超えることをも意味しているのだ。

日本の農業にとって「世界のグルメを相手に儲ける」という発想が今年こそ必要ではないか。

箱根駅伝-3人のエースとその母校の明暗2012/01/04 18:29

年末に箱根駅伝のエースとして前評判が高かったのは東洋の柏原、明治の鎧坂、東海の村沢の3人である。それぞれが今回味わった状況を見ると一つの教訓が出るのではないか。

まずは優勝した東洋の柏原である。東洋大学は柏原に頼らないチーム作りをしてきた。その結果全員が「エース」たらんと志向したようである。その結果が区間賞6という驚異的な勝利に繋がったのではないか。

次は3位の明治である。エースの鎧坂は座骨神経痛のため満足な状態ではなかった。それを全員でカバーしようとしたようにみられる。鎧坂自身は、体調が良くなかったが、他のメンバーがそれを支えたと言える。3位以内といい、早稲田を破ったといい、とにかく気の遠くなるくらいの期間をおいて復活した勝利と言える。部員達が10区のゴール後優勝したように喜んだのも無理はない。

最後は東海の村沢である。今回は彼にしては出来が良くなかった。ところがそれが他の選手に伝染してしまったようだ。復路は無惨な有様でとうとうシード落ちである。村沢も今年は予選会を走らねばならぬ羽目になった。

これらは如実にも「エース」をかかえる部署の教訓となるものではないか。

協議拒否-前政権党として妥当なのか2012/01/05 18:42

税と社会保障との一体改革に関する与野党協議に自公両党が参加拒否している。その理由が民主党のマニフェスト違反だそうな。

これは明らかに前政権党としての責任を放棄したと言えるのではないか。

野党となっても政権与党時代のことに責任を持つべきではないのか。

つまり協議拒否の唯一の理由は「立派な制度であるから変更の必要はない」だけではないか。

自公政権下での不始末を民主政権が是正しようとしているのだ。協議しないのは責任逃れとしか見えない。

国民に不人気な政策の原因を造りながらその後始末を民主党のみに押しつけるのは道義的に理解できないのである。