無荒老人の放言録

キムジョンウンが初めて演説した。内容は新規なものを期待する方がどうかしている。はじめから従来と同じ事を繰り返すというのは目に見えていたのだ。

不思議なのは「再び飢えさせない」という文言である。ずっと飢え続きであり今も継続しているのだが、これでは今飢えていないことになるのだ。

それはともかく原稿の棒読みをしたこととについて何らかの「識者」の言及があってよいと思ったが、無荒老の耳には今まで入っていない。

２０分ほどの演説である。日本はもとよりある程度の教育が出来ている國では中学生でも原稿見ずに演説するのではないか。棒読みとは演説能力の程度が疑われる。

疑ってみれば原稿にはキムジョンウン氏の意見など入っていないと思われる。支持基盤の意見であり間違えるわけに行かないので原稿を棒読みせざるを得なかったのでは。

彼が後継者となったのは能力によるものでなく、軍部などに都合のよい御しやすい人物であったからという疑念が今もしている。