帝の火葬と合葬-過去に例があるので実行されるのに障碍はないだろう2012/04/26 18:49

宮内庁が今上陛下と皇后様の意向で火葬と合葬について検討しているという。古くは行われていたことである。

天武・持統両帝の場合、火葬された持統天皇が天武天皇の御陵に後から合葬されている。これが一番古い例と思われる。皇室の威光が一番大きかった時の事例である。別に御陵を作るのに支障が出たわけではないのだ。持統天皇の意志を重んじたのである。

その後も火葬された帝は多数居られるし、過去には皇室衰微の際に御陵が建設できなくて数代の帝が合葬された例もある。

両陛下のご意向に添って葬儀や御陵についての改革をすることは可能であり是非そうしていただきたい。