原油高騰-誰か不当利益をしていないか2012/04/06 18:47

米国のイラン制裁以来原油は高騰している。円高に隠れていた日本の市場にも影響が出始めてきた。

ところでイラン原油がどうなったのか知らないが、石油が不足するという事態にはなっていない。過去には米国でガソリン入手困難という事態があったが、今回はガソリンはたっぷりある-但し値段は高い-である。

多分イラン原油は通常の量が輸出され、その代金はマネーロンダリングを経てイラン政府の懐に入っているだろう。

となると誰かイラン制裁をよいことにして利益を得ていないかが気になる。オバマ大統領は石油価格を操作する連中に利用されただけになりますまいか。

現在のイラン制裁は抜け道がたくさんあると思われる。米国が思っているようにはイラン政府は困っていないであろう。

イランの核-民生ならばOK-イランははじめから民生と言っている2012/04/07 18:33

オバマ大統領が民生用ならばイランの核開発を認めると言ったそうだ。

ところがイランは終始民生用だと言っているのだ。核兵器を作るとは一言も言っていない。それを信用しないので-欧米は信用できないので-事はややこしくなっているのだ。

とにかく初めて核実験がなされてからかれこれ70年経っているのだ。核兵器をつくるために必要な情報は公知のものであるのだ。

世界中で工業大国と言われている國は何時でも核兵器を作る潜在能力があるというものだ。勿論日本も例外ではない。要は核兵器を欲しがるような事態にならないように関係国が行動することである。

中東の場合、イスラエルの核の存在が大きな要因ではないか。イスラエルが核を放棄しない限り核を持ちたがるイスラム諸国は無くならないだろう。

核兵器開発というものは威嚇や制裁で止められるものではないようだ。それは倫理観の問題と言うべきではないか。

ノーベル文学賞作家-イスラエルの核を批判2012/04/08 18:48

ドイツのノーベル文学賞作家ギュンター・グラス氏が事実上の核保有国であるイスラエルが世界平和を危険にしているとの詩を発表したそうである。

イスラエルは核を保有することで中東での軍事的な優位性を保とうとしているように思われる。したがってアラブ諸国が核を保有することはその優位性が崩壊することとなるので極めて神経質になっている。

これはイスラエルの国策に問題があるのではないか。またそれを見過ごしている欧米主要国の姿勢にも問題があるのではないか。

イスラエルに核がある限りイスラム諸国は核を持ちたがるのである。それを「アラブの核はダメだ」というのは片手落ちの感がする。

イスラエルは自国のノーベル平和賞受賞者を暗殺した國である。しかも現政権は暗殺者に同情的な流れを持つと思われる。

イスラエルがこの暗殺者の思想を排除し、アラブ諸国との平和のために主張を変更することが中東平和への道ではないか。

宇宙人-イラン訪問の結果は2012/04/09 18:49

鳩山元首相がイラン大統領と会談した。朝は報道の材料だったが、しばらくするとどこかへ記事が行ってしまった。日本ではそれくらい問題視されなかったのである。

会談で核兵器に反対が合意された。最もイランははじめから平和利用と説明しているのだからこれは問題ないことなのである。次にIEIIAが二重基準であるという話が出た。これはたぶんにイランなどの諸国がかかえている疑問点であろう。鳩山氏がこれにどのような話をしたかは確認されていない。

欧米諸国が「平和利用」の名目で核開発に制約をかけようとしているのは、短期間に核武装できる潜在能力を持つ事への恐れと無荒老は思う。そのような潜在能力があるのは日本をはじめとして数多くあるのだ。それにイスラム圏の国が加わるのを恐れているのだ。

二重基準はイスラエルを念頭に置いての話であることは間違いない。ところがイスラエルは核拡散防止条約に未加盟なのである。しかし、欧米諸国がイスラエルの核武装を問題にして追及した話は聞かない。

宇宙人がイランに行ったことはイランにとってよかったことであろう。また、日本にとっては「どうでもよい」事だったであろう。これが変に尾を引かれると困るのだが。

今上陛下公務ご復帰-呉々も無理なされないように2012/04/10 19:10

今上陛下が公務に完全復帰なされた。しかし、ご病気あけのことでありご無理なされないように宮内庁が考えるべきであろう。

この際可能な限り皇太子殿下が御名代を勤められるようにすべきではないか。

ご病気のことは国民全てが理解しているのである。御公務は最小限になさるべきではないか。

呉々もご無理されないようにお願い申し上げます。