米国上院軍事委員会-過去の決定にとらわれず ― 2012/06/13 18:54
米国上院の軍事委員会報告書では普天間移設に関して「過去の決定にとらわれず」と言うことを表明したそうである。
どうやら辺野古移設案の完全な白紙撤回を求めたようである。
といって沖縄県民が喜ぶようなものでもないようだ。普天間の恒久化も選択肢の中にあるようなのだ。
米国にしてみれば中国海軍の増強など米軍再編の構想に影響を及ぼす状況の変化があったと見てよいのではないか。
中国は海軍だけではない。宇宙開発も独力でなしつつあるのだ。当然ミサイル技術も向上しているのである。
米国がこれらの状況変化を考慮すれば、今の辺野古移設にこだわる軍事的必要性は変化するであろう。しかし、これに代わる提案は可成り沖縄を始め日本に厳しいものにはならないだろうな。
いずれにしろ様子見だろうが、厳しい提案が出かねないことだけは考えておくべきだろう。
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