原発聴取会-電力会社の常識のなさ2012/07/17 18:36

政府主催の原発聴取会に電力会社の社員が出席して意見を述べたそうだ。

このような会合では当事者の出席を遠慮するのが常識ではないか。

多くのアンケートでは利害関係者(時には具体的に示してある)の参加をお断りする旨の説明があるほどである。それだけ意見の内容を集約するのに慎重なのだ。この政府の会合は「利害関係者お断り」に該当すると思われる。

利害関係者・当事者が発言すべき場と発言すべきでない場とをよく考慮して欲しい。電力会社の意見を表明できる場もあるはずだ。それを開催させないのは公平さに欠けるというものだ。

一般論として、原発反対派の人々も原発推進派が意見を述べるのを妨害してはならない。堂々と議論に持ち込んで言い負かすべきなのだ。ここは感情だけではなく論理もまた重要なのだ。