無荒老人の放言録

今年は２０万人を超す人口減少があった。この傾向は今後も続くのは確実であろう。

勿論非合法移民は考慮していない。今の所これは無視することとしよう。

人口が減ることは消費者が減ると言うことである。つまり国内市場の伸びには悪い因子となるのだ。

つまり産業の業績を伸ばそうとすれば、輸出を増やすしかないのである。農水産品にしても然りである。

現在は自由貿易時代であるから、輸出はするが輸入はダメというわけにはゆかない。ということは輸入以上に輸出しなければならないのだ。

輸出して貿易黒字となれば当然円高となる。そのためには非価格競争力を付ける必要があるのだ。

そのことは世界人口の約２割を占める比較的金銭に余裕のある層をターゲットにして輸出するべきであろう。

これは日本人の智恵と工夫で達成できると思う。農水産業にしてもそうだ。

円高でも輸出する工夫をすることで国民の収入を増やすべきである。そうすれば税収も増えるのだ。

国内市場にのみ頼ることはじり貧を招くだけだ。