与野党共に新体制-政局の前にすべきことがある ― 2012/10/01 17:23
内閣改造を以て与野党共にトップの選挙後の党の始末が済んだ。
まずは緊急の国家的問題を片付け手欲しい。内外共に放置できないものがあるのだ。政治家なら指摘しないでも分かるだろう。
これらの問題は与野党が知恵を絞り合って欲しいのだ。与野党の協力が必須なのである。放置すると大変なことになりかねない。
政局はその後に思う存分やってくれ。
手順前後しないように。間違えば國の大事になりかねないのだ。
「人づくり」文科相の言葉-当たり前だが重いものだ ― 2012/10/02 17:23
新文科相が基本として掲げた言葉であるが、全く同感である。
ところで無荒老の乏しい外人とのつきあいでは、「尊敬される」よりも「一目置かれる」方が望ましいと思う。
無荒老はかって海外の見本市のツアーに社用で参加したことがある。
その時名刺交換した時相手が「品質管理担当の主席スタッフ」なる表現を見た時、態度が変わったのを覚えている。
当時日本の品質管理は世界中で重く見られていたのだ。その関係者ということで敬意を払われたと思っている。
人づくりとして「外国人に一目置かせる人材」を考えることがよいのではないか。
中国の諺-三人市に虎をなす-尖閣対抗宣伝せよ ― 2012/10/03 17:19
中国の諺「三人市に虎をなす」とは「市に虎が出た」という嘘を三人の人間が王様に伝えると王様は信じる。ということである。
これは中国の古い書物「戦国策」の91番目の話として伝えられている。中国政府は国際世論を王様に見立てているのだ。諺は市販の書籍があるので確認して下さい。
遅まきながら日本も対抗宣伝に手を付けた。「泥棒」と言われたのだから相手が「嘘つき」と言うことが分かるような手段が望ましい。尚、直接「嘘つき」というよりも論点が間違っているという表現にしておくとよいのだ。
幸い相手は可成り無理をしているようだ。無荒老が見ても矛盾があるように見られる。前後の発言の矛盾、歴史上公知との乖離、関係国との二重三重のスタンダードなどをついて論点が虚偽であることを論ずるのは易しいと思っている。
一例を挙げる。明の時代の話をしているようだが明は台湾を有効支配していないのだ。勿論チベットも新彊も勢力範囲外である。これは嘘つきの証明がやりやすい例ではないか。中ロ国境のように清時代からのこととする必要があるのだ。
対抗宣伝は「揚げ足取り」が有効と思う。
尖閣問題-長期化するとして考えよう ― 2012/10/04 17:07
中国では教科書で尖閣の話を大々的に取り上げたようだ。孫子の代までの長期化を考えたのかな。
こちらもそのつもりで粘ることを考える必要がある。ところで無荒老は長期化は日本に有利と見ている。
経済交流にブレーキが掛かれば日本企業はカントリーリスクの分散が進むので中国以外への投資が増え、中国への投資は足踏みか一部撤退かと言うことになると予想する。
中国以外の投資は中国企業にとって脅威のコンペチターとなるだろう。中国は何としても日本からの投資の減少だけは食い止めねばならないのだ。つまり長期の経済制裁はできっこないのである。
ところで無荒老は今回の中国指導部の行動が理解できない。これくらいで日本が手をあげると思っていたら非常識な行動だし、国内矛盾をそらすためであれば手荒すぎる。
粘り強く日本の主張を国際的に宣伝し、日本を「泥棒」という相手が「嘘つき」であると国際的に理解して貰う必要があるのだ。
日本の尖閣領有主張-外務省はよく纏めた ― 2012/10/05 17:12
この度外務省が尖閣領有主張を纏めた。よくできたと思う。外務省関係のホームページに掲載されているのでご覧下さい。無荒老は官邸のホームページからたどって見た。
何よりもよくできているのは中国の主張に対して人民日報の記事を引用して反駁したことである。相手の資料を使って相手の論点の矛盾をつくことは議論に勝つ一つの定石である。
人民日報は世界中の多くの施設に保管されているだろうからこの記事を否定することは不可能なのである。それではどう中国が抗弁するのか見物である。
惜しむらくはこの資料をもっと早く出して欲しかった。火が燃えさかってから出した感がある。
この資料はもっと日本国民に知って欲しいものだ。外務省のホームページが炎上するくらいアクセスして下さい。
外務省もこのホームページが変に改ざんされないように注意して下さい。
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