中国の諺-三人市に虎をなす-尖閣対抗宣伝せよ2012/10/03 17:19

中国の諺「三人市に虎をなす」とは「市に虎が出た」という嘘を三人の人間が王様に伝えると王様は信じる。ということである。

これは中国の古い書物「戦国策」の91番目の話として伝えられている。中国政府は国際世論を王様に見立てているのだ。諺は市販の書籍があるので確認して下さい。

遅まきながら日本も対抗宣伝に手を付けた。「泥棒」と言われたのだから相手が「嘘つき」と言うことが分かるような手段が望ましい。尚、直接「嘘つき」というよりも論点が間違っているという表現にしておくとよいのだ。

幸い相手は可成り無理をしているようだ。無荒老が見ても矛盾があるように見られる。前後の発言の矛盾、歴史上公知との乖離、関係国との二重三重のスタンダードなどをついて論点が虚偽であることを論ずるのは易しいと思っている。

一例を挙げる。明の時代の話をしているようだが明は台湾を有効支配していないのだ。勿論チベットも新彊も勢力範囲外である。これは嘘つきの証明がやりやすい例ではないか。中ロ国境のように清時代からのこととする必要があるのだ。

対抗宣伝は「揚げ足取り」が有効と思う。