イナメナス-新たなカントリーリスクが表面化2013/01/20 17:12

アルジェリアのイナメナスのイスラム過激派による人質事件は人質の死亡を含む強硬手段で終了したようだ。

イスラム過激派は非イスラムの企業に関して嫌悪感を持っているようだ。また、非イスラムとの取引にも嫌悪感を持っているようだ。

アフリカに資源の宝庫ではあるがこれは新種のカントリーリスクと見るべきだろう。

現行の欧米式のルールとは無関係なルールが横行し始めたのではないか。交渉するにしてもルールが違うのだから纏まる可能性はないだろう。第一自分の要求を丸飲みする以外の解決はしないだろう。

銃剣で工場を守るという発想が求められるのではないか。

今後はイスラム過激派の活動を考慮に入れて企業進出すべきであろう。また、進出済みの企業も事業の今後について過激派を考慮すべきだろう。