中国の大気汚染-今後の世界に影響しかねないのだ2013/01/30 16:49

中国の大気汚染が報道されている。とにかくスケールがでかい。

公表されているのは最重大とその次のレベルだけであるがその面積は日本の何倍にも及ぶ。これに少しレベルが下がったものも考慮すべきであろう。中国広しと雖も汚染箇所の方が広くなりはしないか。汚染物質の総量も莫大であろう。

これが冬の現象である。暖房用燃料起源の汚染がどのくらいあるかは分からないが、当局がまずは問題としていないので少ないかも知れない。

春から夏にかけてこの状態が改善されねば光化学現象で事態は更に悪くなりかねない。現在も出ている産業への悪影響がさらに拡がりかねないのではないか。

同じ事が農産品の日照不足という悪影響を引き起こしかねない。中国は大不作になりかねないのだ。

これでは中国の成長に重大問題となりかねないのだ。世界経済にも影響が出るだろう。

ところでこのスモッグが海を渡る可能性はないのか。黄砂の例もあり、日本に飛んでこないのか識者の意見を伺いたい。また、韓国も同様の懸念を持つことが考えられる。情報の共有化も大事だろう。

それにしても中国政府の対策は手ぬるい気がする。これでは汚染は増える一方になりかねない。