ティクリート奪還-モスルはそう簡単ではなかろう2015/04/01 16:27

イラク政府はISが占拠していたティクリートを奪還したと発表した。

このところISは守勢となり、後退し始めたようだ。

次の目標はモスルの奪還と言うがこれはティクリートより困難た゜゛ろう。

ティクリート奪還作戦ではシーア派民兵とそれを後援するイランの力がかなりあった。ティクリートはまだシーア派の勢力がかなりあるのだ。

モスルはスンニ派の土地である。シーア派がトラブルを起こしてまで参戦するかは疑わしい。となるとティクリートでは数が多くなかったスンニ派の戦力が独力で闘うことと似なるだろう。

空爆の威力はあっても地上軍は可なり苦戦するのではなかろうか。

消費増税1年-消費回復はまだという-貯蓄率の変化も確認が必要だ2015/04/02 16:51

消費税増税から1年たった。政府の予想より消費の回復は遅れているようだ。

ところで増税だけに焦点を当てて考えて良いだろうか。

もう一つマクロ経済スライドも考慮すべきではなかろうか。

生涯収入を考えると、リタイア後に準備すべき資産は以前より多く確保しなくてはならなくなった。

消費に回す金を減らして貯蓄するという傾向が出てもおかしくない。賃上げが消費増大とならず貯蓄増加になるのだ。

安倍首相も黒田日銀総裁もこの点を考慮していないのではないかと疑われる。

鳴門親方日体大に編入-相撲稽古の改革なるか2015/04/03 16:15

鳴門親方-元大関琴欧洲-が日体大に編入学した。大学を中途で来日してていたとは知らなかった。ブルガリアの単位は引き継ぐそうだ。

相撲の稽古をいろいろ改良することを考えるという。怪我に泣かされた経験から怪我のないトレーニングを研究するていう。

相撲取りで怪我のないことは重要なことであり、才能や素質のある力士が怪我のために綱を締めることなく引退した例には事欠かない。鳴門親方もその一人だ。

鳴門親方はいずれ自分の部屋を持つ気だろう。稽古を改革して横綱を育てることが出来るか。

高度プロフェッショナル制度-労使の合意が前提だ2015/04/04 16:24

残業代なしの「高度プロフェッショナル制度」が閣議決定された。

かって管理職として残業代なしの時期があった無荒老の経験からすれば、成果が上がればサービス残業などしなくても良く、成果が上がる仕事が楽になったことがある。

今回の場合、賃金と目的が明確になること、これが労使で合意できることが必要だろう。

目標が達成できれば年間2000時間働かなくても良いことをはっきりさせるべきであり、賃金と目標は見合うものでなくてはならないのだ。

目標と賃金が合意出来なければこの制度を適用できないものとすべきなのであり、合意できない場合に労働者が解雇されないように保護すべきなのだ。

制度が適用される場合はそれなりの工夫をし労働者側に不当に高い目標が与えられないための歯止めを明確にすべきなのだ。

その人が能力を十二分に発揮して達成できる目標を立てるのは案外難しい。それが出来ない経営者がこの制度を使ってはいけないのだ。同じく目標に見合う報酬を算出することも難しいものだ。これも経営者の素質といえる。これらに自信のある経営者のみがこの制度を活用できるだろう。

プロ野球球団の顧客満足度-首都圏球団は低い2015/04/05 16:03

慶応大学の鈴木教授からプロ野球球団の顧客満足度が発表された。プロである以上フアンに満足感を与えることは大事である。

今回の一位は広島東洋カープだった。ところでさらによく見ると続く球団はみな地方の球団だ。1位から6位までに首都圏の球団はない。

最下位は中日ドラゴンズだが、これは特殊要因があると思われる。

首都圏の球団は近くにライバルがいるので観客の満足度の競争をしているかと思ったが、そうではないらしい。

他に競争相手がいない地方の球団が顧客満足度を高める努力をしてている。この背景も又研究していただきたいものだ。