節電の目標値は見送り-今年までかな2015/04/16 16:10

この夏の電力の節電要請で、数値目標の設定が見送られた。

余裕状況の内容を見てみると、東京、四国は余裕率が上がっているが、その他の電力会社は余裕率が低下している。関西・九州は余裕率が限界となった。両社とも昨年はまだ余裕があったのだ。

これは単純に解釈すると産業活動が活発となったのではなかろうか。民生用は節電型の商品が市場に供給されているから、産業活動の活発化が余裕率低下の要因とみる。

製造業の国内回帰が進みつつあるようだから来年はさらに窮屈になるかも知れない。そうなると数値目標の復活があり得るだろう。