TPP-アメリカ大統領選が始まれば ― 2015/07/14 16:10
TPP交渉はこの夏が最後のチャンスではないか。アメリカ大統領選挙が始まればTPPは政策の問題点となり、議論は進まなくなるようだ。
ヒラリー・クリントン候補はなんとTPP離脱も考慮すると言っている。つまりアメリカが譲歩することはしないと言うことだ。
この有様ではせっかくオバマ大統領に一括交渉権が与えられたとしても、議会が承認するとは保証できないというものだ。
アメリカはそんなに譲歩できない。しかし、その要求にすべて応えることはどの国もしないだろう。
日本もうかつに譲歩していては肝心の安保法案の審議に影響が出かねないのだ。国会決議違反騒動となれば簡単には収まらないだろう。
甘利大臣は妥結の可能性を口にするが最後の点で折り合わない可能性が強いといえる。
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