無荒老人の放言録

フアンをわかせていた琴勇輝関の「ほっ」が夏場所から封印された。

今場所負け越したのは気合いのかけ方で勝手が狂ったか。

今までは土俵の上で相手の目の前での「ほっ」だった。これはやはり品が無いようだ。

しかし、時間一杯で塩をまく前後ならば認めても良いだろう。このときにいろいろパフォーマンスをする力士は多いのだ。

最初に印象に残ったのは、大関琴風（現尾車親方）が痛めた膝に振りかけて祈る姿だった。

天井高く塩をまくのもパフォーマンスの一種だろう。琴バウアーもパフォーマンスだ。

テレビ時代だ。土俵の中に入る前なら多少のパフォーマンスを認めると相撲人気も上がると思う。土俵の中は神聖だがそのすぐ外は別と見ても良いのでは無かろうか。