マイナス金利で大銀行悲鳴-国債消化に黄信号2016/06/15 16:50

日銀のマイナス金利政策は大銀行の経営圧迫につながった。

大銀行はこの春はベアを見送った。それだけマイナス金利は負担だったのだ。

ついに三菱UFJは国際入札の特別資格を返上した。国際入札時に大量の購入を義務づけられるのは経営を圧迫するのが理由らしい。

三菱に追従する銀行が出れば、国債の消化に影響が出かねないのではなかろうか。

日銀黒田総裁は、まだマイナスの幅を増やすことは可能と言ってているが、今後は国際売れ残りというリスクが出てくる危険性があろう。

ちなみに日銀が直接国債を買うのは禁じ手なのだ。

マイナス金利で設備投資はそんなに増えなかった。投資する要因に欠けるからだ。企業は回収できない投資はしないのだ。