無荒老人の放言録

思えば先だっての秋篠宮のご発言は帝の御意志を含んだものだった。

関係者は大至急皇室典範の必要部分の改訂をして欲しい。ついでにいろいろやろうとすると時間が掛かる危険性が高いのだ。今上陛下はご高齢なのだ。

日本史上譲位された例は数多くあるが、高齢を理由に引退された例はきわめて少ない。無荒老が知る限りでは光仁→桓武両天皇の時だけだ。

譲位の事例は、院政のため、女帝が中継ぎ役が終了したため、他から強制されて等多いが、高齢での引退例は珍しいのだ。

今回は他の譲位の例は無視して改訂すれば良い。ほかの譲位例を考えたら時間が掛かりすぎるのだ。

なお、関連して見直すべき点があればそれは必要だろう。多分「皇太弟」は制定時予想してなかったろう。この部分は見直しが必要だろう。

上皇陛下の経費など新規作成する必要がある。その他関連する雑件がかなりある。

今上陛下の今回のご意向に素早く対処するのが皇室に地位する忠義ではないか。