小説「1984」と「タバコ・ロード」2017/01/26 15:35

トランプ大統領の誕生以来、アメリカではジョージオーウェルの小説「1984」が馬鹿売れだという記事を見た。

この小説は1948年頃書かれ、1984年に成立した国民監視社会、情報統制社会かつ独裁社会の話だ。学生時代に買って読んだが、その本は何処に行ったかわからない。破天荒なトランプ政治に似ていないかと言うことらしいが、そのようには思えない。むしろ北朝鮮の方が近いと思う。

この本がブームになったので思い出したが、同じ頃買って読んだコールドウェルの「タバコ・ロード」がトランプ支持者の思いにつながるのではないか。この小説の主人公はプアホワイトすなはち最下層所得の白人だ。トランプ氏を支援した人々の思いに共通する物が描かれていたような気がする。この本も何処に行ったかわからない。