無荒老人の放言録

トランプ大統領が「円は不当に安い」という趣旨の発言をした。市場は一時的に動揺したがすぐに冷静さを取り戻したようだ。

トランプ氏はどうも総合的に物を見ない癖があるようだ。メリットまたはデメリットの片面だけを見て、それが引き起こすデメリット、メリットは見ないように思える。

自動車にしてもビッグスリーのでっち上げを丸呑みにしている。「ドイツ車との競争に負けて売れない」とはっきり言ったらどうだろうか。

メキシコの壁に絡まる国境税もしかり。現実には米国民の負担になることを堂々と言う。

言いたいことの目安は付いたいるようなので、データで反論するのは用意だろう。

いまからＧ７やＧ２０での議論に備えてデータを準備しておいたら良かろう。多分為替に関して難題を持ち出してきかねない。